
クマは最初からSE志望だったわけではなく、新卒の就活当初は「金融」志望だったクマ。
とにかく、メガバンクや大手生保に行きたかったんだクマ。
目指した理由は、たった一つ、
モテたかったんだクマ!!
日本の経済インフラを支えたいとか、頑張ってる中小企業を応援したいとか、そんな高尚な気持ちは微塵もなくて、ただただモテたかったんだクマ(笑)。
でも、そんなスケベ心が透けて見えたのか、クマに営業のポテンシャルがないと判断されたのか、受けた金融企業はことごとく落選。
その後、なんとなく受かった中堅IT企業に新卒でSEとして入ったクマ(笑)。
今回は、そんなクマと同じく、新卒でSEになった1年目、2年目の新入社員が、早々に「辞めたい!」と思ったとき、その会社を辞めていいかどうかの判断基準を一つ教えたいと思うクマ。
だから、退職願を出すのはちょっとだけ待ってほしいクマ。
「辞めてはいけない会社」のたった一つの条件
「なんか違うな…」「自分がやりたい仕事をやらせてもらえない…」
そう感じても辞めちゃいけない会社があるクマ。
それは、
成長する環境を用意してくれる会社
だクマ。
要するに、「教育」に力を入れている会社、「人材育成体制」が整っている会社クマ。
新人に必要なスキルが身に付くように、上司や先輩が考慮して仕事を割り振ってくれる会社は、しがみついてでも辞めちゃいけないクマ。
教育に力を入れている会社は、社員の「資格取得率」も重要視しているため、情報処理の試験日程が近付いてくると、「今週は早めに帰りなよー」と、先輩やチームメンバーが声を掛けてくれる文化があるクマ。
資格取得については「SE転職に有利な「応用情報技術者試験」を取るべき3つの理由」を見てほしいクマ。
ひたすら資料のコピーや電話番をさせられたり、新人の手におえないレベルの仕事を押し付けられ、理解できないまま作業させられたり、無意味な会議やディベート、生産性向上のためのアイデア出しばかりやらされたりということが重なると、イエローカードクマ。
CHECK「SEの仕事が辛いとき、4人のSEが取った解決策」
「石の上にも3年」はもう通用しない
教育に力を入れている会社であれば、クマは基本的に転職はオススメしないクマ。
自分のやりたい仕事なんて、誰だって実力が付くまではやらせてもらえないクマ。仕事の面白さもある程度続けてみないと分からないクマ。
だけど、もしこの「教育」を蔑ろにして、社員をお金を稼ぐための単なる「道具」としてしか捉えていない「ブラック」な会社だった場合、早々に転職を考えることを推奨するクマ。
クマは残業代が一切支払われないブラック会社に転職した後、変なプライドから無理して3年間勤めてしまったクマ。
そのせいで過労が原因で会社で2回倒れて救急車で運ばれたり、慢性的な睡眠不足に悩まされるようになったクマ。
「責任感」が強くて「真面目」な性格を自覚している人は、特に注意してほしいクマ。
石の上にも3年が通用するのは、会社に社員を育てる体制が整っている場合のみクマ。
時代の流れが加速度的に早くなってきた昨今、自分の身にならないことを地道にコツコツやっている暇はないクマ。そんなことをしていたら、3年後、5年後には成長できる環境で働いた奴とのあいだに、埋められない大きな差が開いているクマ。
これからの時代、自分が成長を実感できる環境で、熱中して一つのことに取り組んで成果をあげていくことが最重要なんだクマ。
クマが新卒SEを3年で辞めて後悔した体験談
最後に、クマが新卒SEで入った会社を辞めて「後悔」した体験談を少しだけ紹介したいクマ。
クマが入った会社はユーザー系SIer企業で、どんな会社か一言で言うと「The ぬるま湯」だったんだクマ。
繁忙期は終電帰りが続くこともあったけど、普段は帰ろうと思えば定時帰りもできたし、多くは19時くらいには帰れたクマ。休みも取りやすく、有給も半分くらいは消化できてたクマ。
そんな超ホワイト企業だったんだけど、その社内に蔓延する「緩さ」がクマをとにかく焦らせたんだクマ。
でも、その会社は、他社との競争意識に希薄で、緩い文化があったとはいえ、社員を教育する土壌は整っていたし、資格取得にも協力的だったクマ。
しかし、世間知らずだったクマは、
「このままじゃダメになる!」「クマに合った会社がもっと他にあるはず!」
と安易に考えて、3年経った頃、転職活動を始めて会社をさっさと辞めたクマ。
そして、新しく入った会社がとんでもないブラック企業で、クマはそれからITドカタ戦士になっていったんだクマ。
新卒SEは、ぜひクマを反面教師にして、闇雲な転職はしないでほしいクマ。
最後に
今回は、新卒SEが会社を辞めたくなったときについて書いてみたクマ。
辞めていいかどうかの基準は、会社の「教育」への熱の入れ方を見て判断してほしいクマ。
君が辞めたがっている会社は、ちゃんと君を成長させてくれるクマか?
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